とだくにおーオフィシャルブログー

戸田晋央と申します。内科系の専門医&ITエンジニアとして思ったままに記事を書かせていただきます!

恥ずかしながらtweepyでハマった話

 

Twitterのツイートを自動で収集する

際にハマりました。

 

tweepyというパッケージを使用しているのですが、

インターネットにある記事の通りにコードを打ってもうまくいかったのです...

 

原因はgoogle colaboratoryを利用時に!pip tweepyしても古いバージョンがインストールされること。

 

(あまりに初歩的と言われるかもしれませんが…)

 

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古いバージョンのtweepy 3.10.0がインストールされている

 

Twitterapiが2021年11月にv2新しくなりtwitter apiの権限によっては他の人のブログ記事の通りにプログラムしても、エラーが出てしましました。

 

google colaboratoryでは

!pip install tweepy==4.○.0 など

バージョン指定してインストール必要です。

 

誰かの参考になれば幸いです。

 

【結論】

バージョン管理には気をつける

 

針筋電図は、針の感触が大切!?

私は長年、大学病院で筋電図の検査を行っておりました。

後輩の指導をするのですが、針筋電図の検査がどうしても上手くいかない先生が多かったです。

 

針筋電図は、綺麗な波形が記録できず、原因も不明なんて意見も聞こえてきます。

 

音が大切!などどよく言われますが、個人的には

針から伝わる感覚も大切!

だと思います。教科書にはあまり載っていないと思います。

 

ミオパチーやpost-polioなど、筋の線維化が強い時などは、消しゴム

に針を刺しているような感覚があったりします。

 

針筋電図のfocusingは

下の鶏肉の写真のように、筋を軽く押して、針にわずかな弾力が感じられる時や、

針を微細に動かしている時に合わせやすいと思います。

 

 

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筋からの弾力を感じつつ、軽く押し当てている

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筋の中で針に抵抗がない状態、手を離している



針筋電図がどうしても上手くいかないと悩んでいる人に

参考になれば幸いです。

 

【結論】

針筋電図は針の感覚も大切!?

 

 

自動水やり機械〜Raspberry pi picoを使って〜

病院の当直などで、家を空けることも多いので、

植木鉢に自動で水をあげる機械を作ってみました。

 

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下の緑色の基盤が
Raspberry Pi Picoという500円くらいのもの

Raspberry Piシリーズは使用できるセンサー類が豊富です。

今回は土の乾燥具合をチェックするセンサーを使用。

 

 

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装置の全容

Raspberry Pi Picoに土壌センサーを接続します(図の黒い尖ったもの)。土壌センサーにより土が乾いたと判定されたら、白いポンプが作動して、水をまきます。

土の渇きが改善されるまで繰り返します。

 

今回使ったポンプは9Vの電圧が必要で、Raspberry Pi Picoは5Vや3Vの出力しか対応していないです。

したがって、リレー(図の青いやつ)を用いて9Vの電池(図の黒い箱)とポンプの接続on-offを制御します。

 

 

完成像はこんな感じ、

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土が乾いたら、牛乳パックの中のポンプが作動して自動で水やりしてくれます。

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にんじんの芽が出たところ。

土壌の乾燥を判定するセンサーの閾値設定が、個人的にはプログラム上のポイントでした。

Thonyを利用して作成したPythonのコードは下部に載せておきますね。

 

皆様の参考になれば幸いです。

 

【結論】

センサーは繊細(センサーい)だと思いました。

 

  1. import machine
  2. import utime
  3.  
  4. sensor_moisto = machine.ADC(0)
  5. conversion_factor = 3 /(65535)
  6. cutoff = 0.9
  7. sensor_pin = machine.Pin(15, machine.Pin.OUT)
  8.  
  9. while True:
  10.     reading = sensor_moisto.read_u16()
  11.     voltage = reading * conversion_factor
  12.     
  13.     if voltage > cutoff:
  14.         sensor_pin(1)
  15.     else:
  16.         sensor_pin(0)
  17.     
  18.     utime.sleep(1)

 

 

 

 

 

J-oslerやEOPCが大変!

3月は卒業シーズンということで、皆様は学校の卒業や新年度への期待で

様々な思いを抱いていると思います。

 

医者の世界では、大学医学部を卒業後も色々大変なんです。

皆様ご存じですかね?

 

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EPOC2という初期研修医の症例登録、評価システム

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J-oslerという内科専門医の症例登録、評価システム

大学卒業後は2年間の初期臨床研修を行い、EPOC2に症例を登録し(病歴のレポートがいっぱい必要)指導医に評価を受けます。合格をもらって無事に初期臨床研修を修了できないと、

その次の専攻医として採用されることが難しいのです。

 

初期臨床研修を終えた後に、内科系を専攻すれば、

J-oslerというシステムに自分が診療した症例を大量に登録し、また指導医に合格をもらわないと専門医になれないです、

 

医師は大学卒業後も、やらなければならないことがたくさんあって、大変なんです。(皆様のほうが大変で、まだ恵まれているかもしれませんが…)

 

研修の先生も大変だけど、指導する方もとても大変なんで、

レポートたくさん読まないといけないし、間違いを訂正して、再提出&評価なんてことも…

 

そんな事もあって、医者は大学卒業後の学年を問わず、3月は大変なことが多いかもしれません。(個人的には花粉症も大変…)