私は長年、大学病院で筋電図の検査を行っておりました。
後輩の指導をするのですが、針筋電図の検査がどうしても上手くいかない先生が多かったです。
針筋電図は、綺麗な波形が記録できず、原因も不明なんて意見も聞こえてきます。
音が大切!などどよく言われますが、個人的には
針から伝わる感覚も大切!
だと思います。教科書にはあまり載っていないと思います。
ミオパチーやpost-polioなど、筋の線維化が強い時などは、消しゴム
に針を刺しているような感覚があったりします。
針筋電図のfocusingは
下の鶏肉の写真のように、筋を軽く押して、針にわずかな弾力が感じられる時や、
針を微細に動かしている時に合わせやすいと思います。
針筋電図がどうしても上手くいかないと悩んでいる人に
参考になれば幸いです。
【結論】
針筋電図は針の感覚も大切!?